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Precision‑machined gear component where ENRX induction heating is used for tempering of hardened workpieces to achieve optimal strength and toughness

高周波焼戻し

高周波焼戻しは、焼入れを施したワークピースの靭性や延性などの機械的特性を最適化するための加熱プロセスです。

ENRXの技術を用いて長尺の焼入れシャフトや円筒状のワークピースを焼き戻す産業用誘導加熱装置

高周波焼戻しとは?

高周波焼戻しは、すでに焼入れされたワーク ピースに対して、靭性や延性といった機械的 特性を最適化するための加熱プロセスです。
金属製のチューブや部品に制御された熱処理を施す、高周波焼入れ装置のクローズアップ。

メリットは?

誘導加熱による焼戻しの最大の利点は、スピードです。 誘導方式では、焼戻しが数分、場合によっては数秒で完 了することもあります。一方、炉による焼戻しでは通常数 時間かかります。 また、高周波焼戻しはインライン統合 に最適であるため、プロセスに必要な部品点数を最小 限に抑えることができます。個々のワークピースの品質 管理がしやすく、装置を組み込んだ焼戻しステーション は貴重な床面積の節約にもなります。
電気自動車のブレーキおよびサスペンション部品。ENRXの誘導加熱技術は、ブレーキキャリパーおよび関連部品の焼き入れ・焼き戻しに使用されています。

使用例は?

高周波焼戻しは、自動車業界において広く使用されて おり、シャフト、バー、ジョイントなどの表面焼入れされ た部品の焼戻しに活用されています。 また、チューブ・ パイプ業界では、全体焼入れされたワークピースの焼 戻しにも使われています。焼戻しは、焼入れステーショ ン内で行われる場合もあれば、1台または複数の専用 焼戻しステーションで行われる場合もあります。
保護エンクロージャー内で制御された加熱を行い、工業用金属部品を処理する誘導焼戻しステーション。

使用可能な装置は?

ENRX の HardLine システムは、多くの焼戻し用途に理 想的です。最大の特長は、1台の装置で焼入れと焼戻し を両方実行できる点です。これにより、他の技術と比べ て大幅な時間・コスト削減が可能であり、設置スペース もコンパクトに抑えられます。 たとえば、炉の場合は焼 入れ用と焼戻し用に別々の炉が必要になることが一般 的ですが、HardLine では1台で完結します。 また、ENRX の単体装置 Sinac および Minac も焼戻し用途で使用さ れています。

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