予熱
高周波予熱は、材料またはワークピースを処理する前に誘導によって加熱するプロセスです。
予熱とは?
予熱とは、後工程に先立ち、材料やワークピースを誘導
加熱によって温めるプロセスです。予熱の目的は用途
によって異なります。 たとえばケーブル・ワイヤ業界で
は、押出被覆の前にケーブルコアを予熱します。鋼帯は
酸洗いや溶融亜鉛めっきの前に予熱されます。また、
金属を曲げる前に軟化させるため、あるいはチューブ・
パイプの溶接前処理としても誘導予熱が使われます。
可搬型の予熱装置は、ベアリング組立品の現場修理で
も活用されています。
メリットは?
ENRX の予熱システムは非常に高効率で、大幅なエネ
ルギー削減が可能です。鋼帯やケーブル・ワイヤの予
熱においては、ダイオード整流器が力率 0.95 を一定に
保つことで、無効電力コストを排除します。 サイクルタ
イムが短く、自動負荷マッチングにより、1 本のコイル
で幅広い製品サイズに対応できます。予熱システムは
コンパクトで、既存ラインや新設ラインへの組込みも
容易です。
使用例は?
予熱は、自動車、機械、航空、電気技術、白物家電、造船
など多くの業界で使用されています。特に溶接前の予
熱は主要な用途の一つです。 ENRX の可搬型 Minac シ
ステムは、オフショア分野において溶接前の予熱に使
用されており、石油プラットフォームや空港への出張修
理・保守作業にも頻繁に投入されています。
使用可能な装置は?
ENRX は、鋼帯やワイヤ・ケーブルの予熱用に専用シ
ステムを設計・製造しています。これらのシステムは通
常、当社の Sinac 装置を中心に構成され、水平・垂直
コイルレイアウトの両方に対応しています。カスタマイ
ズされた設計も可能です。 また、モバイルかつコンパ
クトな ENRX Minac ユニットは、現場での予熱用途に
幅広く活用されています。
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